トヨタ TS010 #36 JSPC 1992 美祢
こんばんは、こっくりです。
お暇期間中は毎日更新頑張るぜ!・・・って事で早くもGarage Foxも作って5日目になりました。
そうそう、閲覧者数が100超えてました!いやはや、嬉しいねぇ〜・・・モチベ上がっちゃうね〜・・・!
世間はコロナのみならずDTMからアウディが撤退するらしく大騒ぎ、レースをやってないはずなのに事件が起こりまくってるのはなんだか不思議な感じです。
もうみんなLMDhやればええんや!(笑)
さて、今日の一台はこの子ですー。
こちらは今は無きhpiよりリリースされましたTS010の美祢仕様です、ちっちゃいヘッドライトにカナードが特徴的ですね。
ダイキャストモデルですが、造形はしっかりとエッジが効いててクオリティは流石hpiと言えましょう、しかも出回りも多くて絶版となった今でも入手は容易というコレクターとしては非常にありがたいモデルです、オススメだぜ!
そういえばこのブログでスパーク以外のミニカーが出てくるのは初めてか。
上でも書いたとおり、ちっちゃいヘッドライトとカナードによってこれまた特徴的な顔になったTS010、JSPCでは大きなカナードを付けて走るマシンが多かったよねーって感じでTS010も例に漏れず。
美祢戦の前に参戦した富士のデンソートヨタはカナード無かった気がするし、狭くてタイトな美祢に対応したハイダウンフォース仕様と言った所ですかね。
しかし、このめちゃくちゃかっこいいカナードはポロリしやすいみたいなので注意!
個体差によってはめ込みが甘いものがあったりするのでそういう時は一度外してから差し直すのもいいかもね。
側面は前回紹介したオートポリス仕様とほぼ変化は無し!
前の記事でも書いた気がするけどスパークの方はスマートでキリッとしてるのでミニカー映えする、こちらのhpiはかなりリアルな体型な気がするしクオリティがどっちが高いかって聞かれたら私的にはhpiの方が好きかな〜。
リア周りもよく出来てます、私的にクオリティは満足の一品なり。
しかしこのイケイケなリアウイングは未開封の状態からでも傾いてる事が多々あるので注意、手に取って選べるのであれば是非見ておきたい。
そんなのを差し置いてもめちゃくちゃかっこいいんですけどね!
ちなみにこちらはTS010がメインで活動した1992年仕様なのでフロントカウルのエアダクトの形状が前回の物と違います、みんなはどっちが好き?
カラーリングは僚機であるデンソートヨタのリバースカラーと言ったところでしょうか、紅白が逆さになってますね。
デンソーもそうですがESSOもトヨタによく似合うスポンサーですよね、皆もよく知ってのとおりガソリンスタンドの名前です、イースタン・ステーツ・スタンダード・オイルの略。
1992年、世界はNAエンジンを搭載した新企画マシンでのバトルが主流となっていましたが国内戦のJSPCではまだまだターボカーが主流であり、トヨタとニッサンが激しく火花を散らしていました。
本年、ニッサンが投入したR92CPは圧倒的すぎる強さを誇りトヨタの92C-Vに対して優位に立ち数々のレースを席巻、トヨタ陣営・・・といっても全てプライベーターではあるが惜しいところまで行く活躍を見せたりはするものの勝利する事は叶っていませんでした。
シーズンも終盤に差し掛かる第5戦富士1000kmレースでは遂にSWCで活躍するTS010をタイヤからメカニックまで全て国内に持ち込みR92CPへの対抗馬として投入、途中プライベートマシンのクラッシュ等のアクシデントが起こる中、デンソーカラーのTS010は全車を周回遅れにする勢いで勝利を収め、トヨタ陣営に初勝利をもたらしニッサンの連勝に楔を打ち込む事に成功した。
次の第6戦美祢では新たに36号車のナンバーを与えられたTS010が1台追加され2台体制に、ESSOカラーのこのマシンは当時、トヨタのレギュラードライバーであったジェフ・リースとヤン・ラマースを迎え1992年シーズン最後のレースでニッサン勢に正面対決を挑み、雨に見舞われ難しいコンディションの中レース終盤にトップを走っていた1号車のR92CPを猛烈に追い上げ遂にオーバーテイク、そのままESSOトヨタはチェッカーまで走りきり、トヨタはシーズン2度目の勝利を獲得しました。