Garage Fox

Garage Foxが所有するミニカーを紹介していきます。

トヨタ 94C-V #4 1994 ル・マン

こんにちは、こっくりです。

昨日は1日だけおやすみしちゃいました(笑)

 

理由?

 

・・・・特にないよ! サボリってやつです、ハイ(笑)

 

そういえばブログのカウンターがいつのまにか200を超えていました、早いな〜嬉しいな〜・・・もっとより一層楽しんで貰う為に文章力もっと身につけないとな、あと知識。

 

さてさて、では今日も楽しく紹介TIME!

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こちらは前回紹介した94C-Vと同じくスパークよりリリースされたトラストの94C-Vです、1号車のデンソーと共にグループCマシン最後のル・マンとなった1994年度大会に参戦しました。

 

一目でマシンの違いが分かるでしょうか?

そう、この4号車は名前こそ94C-Vと同じですが1号車とは仕様の差異が結構あります、再現度とかの問題もあるかもだけど・・・?

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フロントの大きな特徴としてはまずカナードが違いますね、トラストのカナードデンソーに比べてすごく小さく角が立った鋭利なデザインをしています、更にはフロントフェンダーにルーバーが設けられています。

 

ハイダウンフォースを意識した? それとも逆でローダウンフォース

ルーバーが付いてたり空力を意識したパーツが増えてるとそのあたりを勘繰ってしまう(笑)

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マシンサイドが赤一色にペイントされていて、ホイールの存在感がステキな側面。

NISSOの文字がでかでかと貼られているのも良いですね、ちなみに日綜産業は建設用の仮設機材、仮設足場等の設計・製造・販売・レンタルを行っている企業です。

 

10年近く前は私もお世話になっておりました(笑)

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フロントのカナードは横から見ると色も相まってあるのかないのかわからないレベル、未熟な知識量故に正確に捉え伝えるのは難しいのですが・・・。

ミニカーコレクターとしてはこのような差分があるのは比べて楽しめるので嬉しいポイントですね!

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写真はリアの方へ。

リアセクションもデザインがだいぶ違いますね、1号車の方はすらっと伸びていたリアフェンダーが4号車の方だとお尻が跳ね上がっています。

ちょっと見にくいけどリアディフューザーがにょきっと飛び出ている事から、リアセクションが4号車のが短いのがわかりますね、ディフューザーが長いのかな?って思って1号車と比べたら同じ長さでした。

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4号車のはリアウイングがフェンダー接触するんじゃないかと思うぐらいローマウント、翼端板のデザインからして別物になってますね、私的にはこちらのデザインのが好きかな、高さは1号車ぐらい欲しかったところ(笑)

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ショートテールとも言うべきかリアセクションのデザインは1号車の物に比べてもはや別物ですね、整ったリア周りの1号車と比べると突き出たリアディフューザーがゴツくてかなり攻撃的な印象があります。

今の時代のプロトタイプカーは複雑な造形でこそあるもののこういった突き出たパーツとかそういう特徴のある部分が薄れてきているので新鮮味を感じますね、定規引いて作ってた頃とPC作業で作ってた頃でマシンの作り方自体が変わってきてんだからそういう面もあるか。

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コックピット周りも結構違いが。

まずはアンテナの配置がだいぶ違いますね、1号車がフェンダーの近くにあったのに対して4号車はルーフ上に配置されています、こっちのがそれらしくて良いなぁ〜。

 

・・・というかアンテナの配置までもが違うと配線も違うだろうしこれもはや別のマシンでは無いのでは・・・?

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サイドのウインドウも1号車とはデザインが違いますね。

4号車のは三角や楕円形で肉抜きされています、こういうのは古いレーシングカーらしくてなんかカッコイイなぁ!

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上から見るとルーバーがあったりカナードがちっちゃかったりリアウイングのデザインが違ったり....etc.....

91C-Vをベースとした別のマシンに見えますね、みんなはデンソーとトラストどっちがお好み?

 

私は・・・・どっちも好き好ぎて聞いといてなんだけど決め難い・・・!!

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1994年、伝統のル・マン24時間レースにおけるグループCマシンの活躍は終わりを迎えその最後の年を走ったのが日本のトヨタ 94C-Vでした。

トヨタのターボカーを表すC-Vの名が付き番号も最も大きい94C-Vと名前が与えられているものの完全な新車では無く、前年のル・マンでクラス優勝した93C-Vをベースに新設されたLMPの規定に仕様変更されたものであり、元を辿れば1991年にJSPCで活躍した91C-Vとほぼ同じであり、新たなレギュレーションに対応するためにフルフラットボトム化され、リアウイングも小型となり前年の93C-Vに比べ外観はまるで新車のような雰囲気を持つようになりました。

エンジンも同じR36Vツインターボではあるもののリストリクターによってパワーは約550馬力ほどに、ストレートでは直接のライバルとなったポルシェ勢に劣るものの94C-Vはコーナーリング性能で勝っていました。

レース開始直後は、各上位マシンがトップグループを形成しまさにごちゃごちゃとした戦いとなっていたものの、時間が経つにつれてレースは2台の94C-Vと2台のダウアー 962の戦いへと変化していき、長い戦いの末夜間走行に差し掛かったところで4号車のトラストはミッショントラブルにより戦線離脱、レースに復帰し完走はするものの総合は4位でレースを終えました。

 

そういえば前回の記事で書き忘れていましたけど、1994年のル・マンを戦い終えた94C-Vは一度日本に帰国し、同年の鈴鹿1000kmに参戦しています。

結果はアレでしたが・・・その仕様も作っちゃくれまいかスパークさん?