トヨタ TS010 #36 テストカー 1993 菅生
こんばんは、こっくりです。
お暇生活も・・・何日目だっけ?忘れちゃいましたね(笑)
こんだけゆっくりできるとやりたくてもやれなかったこととか色々手出しできるからちょっと楽しいですね。
そうそう、昨日書きました新発売のスパークが届きましたぞぃ!
買ったのは、ライリーモータースポーツのAMG GT3とアルガルヴェ・プロのオレカ07とドゥケインエンジニアリングのオレカ07です。
ようやく2019年のル・マンモデルが始動し始めましたね、これから何がリリースされていくのか楽しみです(笑)
では、今日も本題に・・・。
本日は、hpiより発売されましたTS010のテストカーを紹介します。
こちらは1992年シーズンを終えて1993年に向けて菅生サーキットに持ち込みテストしていた時のモデルです、もう一目見てわかるよね、リアウイングが1枚なんですよ!
パッと見では外見の違いは1992年の物とそこまで大差は無い・・・様に見えるのですが。
わかりますか?
フロントフェンダーに設けられていたルーバーが無くなっていますね、1993年仕様はテストカーの段階でつるつるでスッキリしちゃってます(笑)
本当に微細な違いが散らばっている1993年型ですがちゃんと金型を作り分けてるところはさすがhpiといったところでしょうか、細かい特徴も捉えてくれているので年式違いの比べっこが楽しくなります。
リアウイングが1枚になってリアフェンダーより低くなったのでボディラインがなんだかのっぺりしたように見えますね、この変化は人を選びそうだがみんなはどうよ??
側面から、こちらは1992年型と比べて大きく違う点がありますね。
サイドポンツーンに少し大きい三角形のエアダクトが空けられ、リアタイヤの鼻先にエラ状のルーバーが設けられています、更に大きな違いと言えばリアタイヤを覆っていたスパッツが無くなっていますね。
何か・・・TS010から取れそうなもんみんな取ってみたって感じ?
スッキリしすぎて凄く新鮮味のあるマシンになっちゃってます(笑)
一番気になるのはここだよね、1段になったリアウイング!
リアが物の見事にぺったんこになっちゃってます(笑)
まぁ・・・あれほど存在感のあるものとっぱらったらそりゃこうなるわな〜・・・、93年型は空力性能の向上を目指して発展したらしいのでこの1段となったリアウイングもその一環なのでしょう、これはこれで面白いね!
更にはリアカウル上のエアダクトの位置や数も違いますね、1993年型のは細かなものが増設されています。
それに伴ってか、給油口の位置も違うようですね。
エンジンの出力を上げたりとか内面的にいろいろやっていたみたいなので給油口の変化もその一つなのだろうか。
上から見るとそこまで大きな違いは無いですよね、いつものスマートで格好良いTS010って感じがします、アングル一つ違うだけで雰囲気がガラッと変わるマシンも結構珍しく感じる。
1992年のSWCを戦い終えたTS010は来季、1993年シーズンに向けて準備が進められたが1992年をもってしてSWCが終了してしまった為、年一で開催されるル・マンに向けて照準が絞られることとなりました。
ジャン・トッド率いるプジョーを打倒する為、TS010は改良と度重なるテスト走行が行われ、空力性能の向上にも手が加えられ、外見上に大きく現れたのが1993年の菅生にて送り出された一枚羽のTS010だった、こちらはロードラッグ性を更に引き伸ばす目的で行われた改良ではあったものの実戦では従来通り、2枚羽のリアウイングが使用された。
さらに特徴の一つであったリアのスパッツが撤去され、内部の空力機構等の見直し、更なる軽量化によって30kg以上のダイエットに成功し、後ろ姿を追うばかりであったTS010は今度こそプジョー905を撃破すべく新たなル・マンに挑むのでした。