ダラーラ P217 #29 2017 ル・マン
こんにちは、こんばんは。
初めまして、ミニカーブログ"Garage Fox"を作りましたこっくりです。
ん・・・?
どっかで見た事あるって? ハハハ、冗談でしょ〜(笑)
さて、なんやかんやでツイッターでのミニカーブログが面白そうだったしコロナの影響で仕事も休業となってしまったので、これいい機会に初の記事を投下する事にしました! 皆も体調には気をつけるんだぜ?
ではでは本題に入りましょう!
記念すべきポールポジションはやっぱりコレ!
スパークよりリリースされたダラーラ P217、私が最も愛するプロトタイプカーです。
こちらは2017年にELMSからル・マン24時間レースに参戦したレーシングチーム ネダーランドの使用するマシンになります。
ちなみにマシン各部に貼られている"JUMBO"はオーナードライバーのフリッツ・バン・イヤード氏の経営するスーパーマーケットの名前。
もともとワークスメインでLMP2にはそこまで興味を惹かれていなかったのですが、このフロントの整ったハンサムな顔たちに惚れた上、ネダーランドのカラーリングがとってもストライクだったので一目惚れしました、いや〜カッコイイなぁ。
リリースされるまで1年近くかそれ以上かかってましたがナイスなクオリティで世に送り出してくれたスパークには感謝です。
低く構えたフロントに湾曲したアンダーパネル、レーザーライトとLEDを複合させたヘッドライトなど、細かいところまでしかと再現されていますね、かっこいい!
ネダーランドのカラーだと分かりにくいですが、フロントカウルに開けられた小さなエアダクトにもちゃんとエッチングパーツで金網が装着されています。
鼻先のちっこいネダーランドのマーキングもデカールにて再現、いやはや言われなきゃ気がつかないんじゃなかろうか?(笑)
弾丸の様にフロントを絞り込んだオレカ07、空気を多く取り入れダウンフォースを稼ぐリジェ JS P217に比べるとダラーラ P217は結構・・・というかかなりシンプルな感じに纏まってます、特徴が少ないかな? だがそれが良いんだ!
シンプルだが"カッコイイ"が詰まった前後フェンダー達。
タイヤハウスの後方がトンネル状になっており内部の空気を流す形ですね、空気はサイドポンツーンのエラも通し排出されています。
リアフェンダーの形状が綺麗な事よ・・・お尻は箱型が一番かっこいいですね(笑)
ホイールが黒なのでちょっと写真が撮りづらいか・・・? まだまだ未熟なり(笑)
ネダーランドのマシンカラーが黄色なのでダンロップ時代のタイヤレターがすごく似合ってますよね、良いアクセントになってます。
ホイールナットの脇にはOZのデカールもちゃんと貼られていますね、細かく仕上げてくるスパークさん流石っす、惚れる(笑)
ああ、タイヤの角度がちょーっとだけおかしいですね、まぁ個体差はスパークにはよくある事だし私的にはそこまで気にしてないポイント(笑)
リアは箱型のフェンダーがドカッとくっついてるだけの至ってシンプルなデザイン、サイドポンツーンからリアフェンダーへのボディラインはもはや芸術的だろうさ!
マシンのラインが分かりやすい17年のネダーランドカラーは写真映えしますねー。
キャビン周りは雫型で戦闘機の風防を思わせますね、10年以降のプロトタイプカーはフロントウインドウが平面になってるマシンが居たりで個性派がちらほら出てきましたよね、個人的には雫型のキリッと引き締まった形が好きです。
上から見ると・・・ほら、綺麗だろ・・・?
ダラーラは角と丸の使い方が本当に素晴らしいと思うんです、フロント周りは丸が多くてリアに向かうに連れて自然と角が多くなる、その変化に不自然さが無い。
まぁ、私の贔屓目が炸裂しまくってるでしょうけど、控えめに言ってかっこいいでしょ?
タイトルスポンサーのJUMBOが堂々と貼られているのも個人的に高いポイントです、タイトルなんだからね、でかくなきゃ!
17年よりLMP2は新時代を迎え、メーカーはオレカ、リジェ、ダラーラ、ライリーの4社が選定され、エンジンはギブソンGK428の一択という激戦のLMP2の戦いを更に激しくさせる新規定が生まれ、その規定に対応すべくダラーラが送り出したのがこのダラーラ P217でした。
LMP2にはコストキャップルールがあり、メーカーが開発に掛ける事ができる資金に上限を設けプライベーターが手出ししやすくするというものでそのルールにベストマッチしていたのがオレカであり、新規定のLMP2マシンがサーキットに並べられるとオレカが大半・・・現に世界戦のWECではLMP2は実質オレカのワンメイクバトルとなっており、ダラーラはELMSでのみ観る事のできたマシンでした。
年に一度の耐久祭りたるル・マンではWEC参戦チームは勿論、ELMSからも多くのLMP2のチームが参戦しており、ネダーランドもダラーラ勢の一角として17年のル・マンに挑みました。
17年のル・マンと言えばLMP1の全車にトラブルが襲い掛かり、あわやLMP2のマシンが総合優勝するのでは!?・・・という荒れた展開となったレースで脱落者が増えていく中、ネダーランドは予選23位(クラス17位)からスタートし総合13位(クラス12位)にて完走を果たしました。